護国寺
護国寺は、江戸幕府の第5代将軍・徳川綱吉に
よって建てられました。
火災によって、多くの古い建物は焼けてしまって
いますが、それでも、重要文化財に指定されている
建物があります。
大隈重信、山縣有朋のお墓もあるそうです。
堂内に入ることができ、
いろんな仏様を拝観できます。
訪れたのは9月でした。
銀杏の実がなっていました。
甃(いし)の上
三好達治
あはれ花びらながれ
をみなごに花びらながれ
をみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫音(あしおと)空にながれ
をりふしに瞳をあげて
翳りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍みどりにうるほひ
廂(ひさし)々に
風鐸のすがたしづかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃のうへ
この詩は、京都の古寺の印象も影響しているとも
言われますが、護国寺が舞台だそうです。
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