桑の実         野田


     


   赤とんぼ   作詞 三木露風
           作曲 山田耕筰
  

   夕焼けこやけの 赤とんぼ
   負われて 見たのは いつの日か
   
   山の畑の 桑の実を
   小籠に摘んだは まぼろしか

   十五で姉やは 嫁にゆき
   里の便りも 絶え果てた

   夕焼けこやけの 赤とんぼ
   とまっているよ さおの先



    兵庫県たつの市で生まれた三木露風が
    作詞しました。

    三木露風は、鈴木三重吉の赤い鳥運動に参加し
    ました。

    この作品は、1921年に発表された詩集『真珠島』
    に載っているそうです。

    1921年:ワシントン会議

    三木露風のお墓は三鷹市の井の頭の近くの
    大盛寺にあります。


                Good Study 良学舎